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春ですね。

~出会いと別れ~




もうすぐ春ですね。
PFASってなに?
営業部の小澤です。今年もよろしくお願いします。
去年の夏頃からニュース等でとりあげていた、化学物質「PFAS(ピーファス)」による、水道水の汚染が問題になっていることをご存知でしょうか。
PFASは、水や油をはじく性質を持つ化学物質の総称で、テフロン加工のフライパン、防水スプレーをかけたアウトドアウェア、ファーストフードの包み紙など、私たちの身の回りの様々な製品に使用されています。
しかし、PFASは自然環境中で分解されにくく、生物の体内に蓄積しやすい性質を持つため、「永遠の化学物質」とも呼ばれています。
このPFASは水に溶けやすく、環境中に放出されると、土壌や地下水、河川などを汚染し、食物連鎖を通じて人体にも取り込まれる可能性があり、特に水道水への汚染は直接的な健康リスクとして懸念されています。
川越周辺でも、河川等からPFASが検出されており、一部地域では国の定める目標値を超えていることが報告されています。
日本では、環境省が水質調査を行い、PFASに関する情報提供や水質管理の取り組みを進めています。また、各自治体でも水道水のPFAS濃度を測定し、結果を公表している場合があります。
私たちにできることとしては、
- 居住地域の水道水のPFAS濃度を自治体のウェブサイトなどで確認すること
- PFASを含む製品の使用をできる限り控え、代替製品を選ぶこと
- PFASを除去できる浄水器の利用を検討すること
- リサイクルを適切に行い、環境への排出を抑えること
などが挙げられます。
PFAS問題は、私たち一人ひとりの意識と行動が重要となる課題です。興味を持ったことをきっかけに、知識を深め、周りの人にも情報を共有できる年にしていこうと思います。